東京都内に住む高校1年の男子生徒が昨年9月にJR大月駅(山梨県)で飛び込み自殺したというニュースをご存知でしょうか。縁もゆかりもない場所で、少年がホームから線路に飛び込んで特急列車にはねられ亡くなったのです。遺書がなかったために原因が分からない…これは両親の気持ちを思うといたたまれないですよね。男子生徒の母親は「自殺の本当の理由を知りたい」その執念で男子生徒が所持していたスマートフォンのロックを解除しました。そこには「死んでしまいたい」などというTwitterの書き込みが残されていたそう…その後、母親はTwitterやLINEを学校側に見せ『いじめ』の調査を願い出ました。学校側の調査結果では、自殺につながる原因を特定できないことや、いじめなんて聞いたことがないと説明されたそうです。なんだか他人事のような言い方ですよね。最近の学校はそんなものなのでしょうか…今後も調査を行っていくそうですが、ちょっとでも進展があればいいですね。今回の場合もそうですが、Twitterのつぶやきなど自殺する前には何かしらのサインがあるはず。スマートフォンにはそのようなサインが詰まっているのだと思います。手遅れになる前に、そのようなサインを発見できるような仕組み作りが必要なのかもしれないですね。