ZTEは、中国・北京でグローバル市場向けのフラッグシップモデル「AXON 7」を発表しました。まずは中国市場と北米市場に導入される見込みで、その後、各地域で順次展開国を増やしていきます。日本では、SIMロックフリーモデルとして、同シリーズのコンパクト版「AXON mini」が販売中です。ZTE関係者によると、AXON 7も日本市場で発売される予定です。AXON 7は、サウンドにこだわったスマートフォンで、ZTEの中では最上位に位置づけられる端末です。サウンドを高めるため、Hi-Fi対応チップを2つ搭載しどちらも旭化成製で、型番は「AKM4961」と「AKM4490」。ドルビーの7.1チャンネルサラウンドにも対応します。スピーカーはフロント部分に設けられ、上下に1つずつ搭載しています。OSにはAndroid 6.0を採用し、クアルコムのフラッグシップ向けチップセットである「Snapdragon 820」を内蔵しています。本体には金属素材が用いられており、デザインにもこだわって開発されたといいます。iPhone 6登場以降、金属素材で底面に端子やスピーカーの穴を配置したデザインの端末が増えていますが、こうしたモデルとも一線を画すよう、よりすっきりしたデザインになっています。ディスプレイには2.5Dガラスが採用され、側面に向かって丸み帯びた滑らかな形状となっています。