NTTドコモが、フィーチャーフォン(いわゆる、ガラケー)の料金を10月中に値下げすると日本経済新聞が10月5日付の朝刊で報じ、ユーザーたちの関心を集めています。同紙によると、月額1500円以下で、1回あたり5分以内の通話がかけ放題になるプランを新たに設定するというものです。現在、ガラケーにおける24時間通話し放題の「カケホーダイ」プランの月額基本料金は2200円です。スマホには24時間通話し放題の「カケホーダイ」(2700円)以外に、1回あたり5分以内の通話がかけ放題になる「カケホーダイライト」(1700円)がありますが、ガラケーには「カケホーダイライト」のプランは存在しません。この新プランの設定は、総務省の要請を受けてスマホの価格見直しが進み、さらには格安スマホが台頭するなかで、ガラケーユーザーの格安スマホへの流出を防ぎたい考えがあるのではないかと、同紙は指摘しています。実際、大手キャリアで比較した場合、月額料金だけなら“通話し放題プラン”内では最安になります。なお新料金プランは、今月発売するLTEやVoLTEに対応した新機種の契約者が加入可能になるということです。データ通信をあまりしない人には、ガラケー人気は根強いですし、通話もそれほどしないというユーザーも少なくないようで、Twitterでも「歓喜のガラケーユーザーがここに」「素晴らしい」「auも追随しないかなぁ」といった声が聞かれました。