“スマホで写真を撮影する際に外付けのスマホ用レンズを活用したことはありますか？外付けのスマホ用レンズで特に人気を集めているのが「広角レンズ」です。スマホにも基本的に広角レンズが付いているものの、外付け用のスマホレンズが活躍するシーンはたくさんあります。今回はスマホ用広角レンズについてまとめてみましょう。
【スマホ用広角レンズとは？】
スマホ用広角レンズは、撮影するタイミングでスマホの本体に装着する外付け光学レンズのことです。標準レンズと比べて画角が広く、集合写真や風景、大きな被写体を切り取る広角撮影ができます。本格的なレンズメーカーが手掛けるブランド製のスマホ用広角レンズはもちろん、100円ショップなどでも手軽に購入できるので、初心者でも利用しやすいでしょう。
【スマホ用広角レンズを使う際の注意点とは？】
スマホ用広角レンズを使用する際のポイントについてまとめてみます。
＜傾きに注意しよう＞
広角撮影、特に風景撮影では何を基準に水平を確保するべきかを迷うことがあるでしょう。特定の被写体を決めているのであれば、それを軸にして傾きを調整しましょう。スマホカメラ内に、縦横線が表示される「グリッド機能」を使うのもおすすめです。また風景撮影では、地平線を画面の中心よりも上下にずらした方が、見せたい景色を強調できるでしょう。
＜余白の埋め方を考慮しよう＞
広角レンズでは広範囲の撮影が可能です。そのため被写体以外の部分も必然的に多くなってしまうでしょう。そのため余白を埋めるための工夫が大切です。花を撮影する場合には、手前の草花を前ボケに使うなどするとよいでしょう。
【スマホ用の広角レンズが活躍する撮影シーンとは？】
スマホ用の広角レンズが活躍する撮影のシーンをまとめてみましょう。
＜室内での撮影シーン＞
広角レンズは室内の様子を広々と撮影できます。自宅など部屋全体をカメラに収めることができ、遠近感が強調される特性によって空間が広がったような写真が撮影できるでしょう。またカフェ、レストランなどで料理を撮影する際にも立ち上がることなく全体を撮影できるのが魅力です。
＜複数人での自撮りをするシーン＞
広角レンズをスマホのインカメラに装着すれば、複数人で自撮りをする際に上手く写真撮影ができます。背景を大きく取り込むことができるので、大人数でもカメラ内におさまることができるでしょう。通常のカメラであれば自撮り棒が必要な場合であっても、広角レンズで撮影すれば自撮り棒なしに撮影が可能です。
＜風景の撮影シーン＞
広角レンズであれば標準レンズよりも広い画角で風景撮影を楽しめます。特に遠近感が強調されるので、広大な風景やビル街、夜景などダイナミックで迫力のある写真に仕上がるでしょう。狭い路地などで後ろに下がれない場合でも、広角レンズであれば画角内に収められます。
＜大きな被写体を撮影するシーン＞
広角レンズであれば、大きな被写体でも全体を無理なく撮影できます。高層ビル、タワー、観覧車、大きなお城など上から下までしっかりと撮影したい場合にもおすすめです。下から見上げるように撮影すればよりダイナミックな写真になるでしょう。”