「ペンらしさはあるか」

普段、ペンで行っていることを違和感なくタッチペンに置き換えると考えれば、「紙にペンで書いている感じになるべく近い」製品を選びたいところです。具体的には、以下の4つがタッチペンを「ペン」として使うときの基本となるでしょう。
①自分にあった筆圧で書けるか
②持っていて疲れないか(太さ、長さ、重さ、重心の位置)
③ペン先と入力位置のズレが小さいか
④通常の画面操作をスムーズにできるか
これらをなるべく満たしたタッチペンが「ペン」に近い使い心地となると考えられます。④は、普段、ペンで行うことではないのですが、一度タッチペンを持ったら、アプリの操作もタッチペンでできたほうが快適なので、条件に挙げました。
選ぶポイントとして「筆圧感知機能があるか、ないか」ということですが、筆圧感知機能を備えたタッチペンは、ペン先でとらえた筆圧をBluetoothでアプリに送信する仕組みで、筆圧に応じた動作を行う。iPadとタッチペンで、本格的な絵を描きたい人には重要な機能となります。ただし、その仕組み上、アプリ側の対応によって、同じタッチペンを使っても書き味がまったく異なるのが現状です。筆圧感知機能のあるタッチペンを導入する場合は、先に使いたいアプリを決めてから、そのアプリに対応したタッチペンを選ぶほうが間違いがありません。アプリのバージョンアップでサポートするペンが増えたり、既にサポートされているペンがさらに使いやすくなったりすることがあるからです。

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